2026-05-20
実際モイラってどうなの?使ってみた
「サポートなのに攻撃的に動ける」と聞いて試したモイラ。実際に使ってみたら、思っていた以上にリソース管理が奥深いヒーローだった。
使う前のイメージ
モイラを使う前は「初心者向けのサポート」という印象が強かった。照準が甘くても回復玉を転がせばなんとかなる、みたいな雑なイメージだ。遺伝子操作の天才科学者というキャラクター背景もあり、見た目はクールなのに性能は簡単なのか……という少し失礼な先入観を持っていた。実際には、そのイメージは半分正解で半分は大きく外れていた。
最初の試合で気づいたこと
最初に驚いたのはリソースゲージの存在だ。ダメージを与えないと回復リソースが回復しないという仕組みは、最初の数試合では全く意識できていなかった。味方を回復しようとしたらゲージが空で何もできない、という情けない場面を何度も繰り返した。「攻撃することが回復につながる」というデザインが、思ったより直感に反していて最初は戸惑った。フェードの使いどころも最初はただの逃げ技だと思っていたが、位置取りの調整や追撃回避など用途が幅広いと気づくのに少し時間がかかった。
強みと弱み
強みはやはり自己完結性の高さだ。フェードで危険な状況から即離脱でき、ダメージ→回復のサイクルが噛み合えば前線でもかなりしぶとく生き残れる。アルティメットの「コアレッセンス」は味方を回復しながら敵にダメージを与えられる唯一無二の性能で、集団戦での存在感が大きい。一方、弱みはレンジの短さと回復の即応性のなさだ。ルシオやキリコと比べると瞬間的な回復力に欠けるため、バーストダメージを受けた味方を即座に救う場面では心もとない。遠距離からのダメージにも対処しにくい。
立ち回りで意識すること
意識すべきは「リソースを切らさない」ことに尽きる。回復ゲージが満タンのまま動いているのは機会損失なので、積極的にダメージオーブを使ったり右クリックを当てに行く。ただしダメージを欲張りすぎて回復が遅れると味方が落ちるので、ゲージ残量を常に視野の端で確認する習慣が必要だ。また、フェードは攻防どちらにも使えるため「逃げのためだけにとっておく」のはもったいない。敵の背後に回り込んだり、回復玉を有利な角度から転がすためにも積極的に使っていくのが上達のコツだと感じた。
結論:こういう人に向いている
モイラは「サポートだけど少し攻撃的に動きたい」「生存力のあるヒーラーが好き」というプレイヤーに向いている。エイムに自信がなくてもそれなりに戦えるが、リソース管理とフェードの使いこなしに奥行きがあるので飽きにくい。逆に「味方を確実に守りたい・即座に回復したい」という人にはやや不向きかもしれない。個人的には、使えば使うほどリソース感覚が研ぎ澄まされていく感覚があって、思っていたより長く遊べるヒーローだった。